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  • 2021.11.29お知らせ

    入居企業”そなえ株式会社”様 岡山イノベーションコンテストにてグランプリ受賞

優れたビジネスモデルをコンテスト形式で評価する「岡山イノベーションコンテスト(OIC)」 のファイナルステージが11月27日(岡山シンフォニーホール)に開催され、森三貴子さん(そなえ株式会社)(以下、そなえ社)がビジネス部門大賞ならびにグランプリを受賞しました。

そなえ社は、岡山大学病院産科・婦人科の牧尉太助教と岡山大学病院医学教育センターの山下範之技術職員が発起人及び、アドバイザーを務める2020年創業の岡山大学発ベンチャーで、日本初の妊産婦緊急搬送補助システム“iPicss”(アイピクス)を開発し、すでに岡山県全域で病院間や救急救命士との連携に実装されています。

WeLoveBaby(ウィラバ)については、現行の冊子版の母子健康手帳の使いやすさや貴重性は維持しながら、写真にとるだけで母子健康手帳をデジタイズできる「ウィラバアプリ」、さらに親子3世代の病気の予防につながる情報収集がらくらく可能で、妊娠・出産・子育て中、すごろく感覚で行政やパートナ企業からたくさんのおトクを体験・ゲットできる「ウィラバペーパー」により、「子育ては社会で行う」を実現させる事業プランであります。、今後2人はウィラバに対し、「事業プランや、システムをブラッシュアップし、岡山から日本、日本から世界へのプロジェクトの推進を目指します」とコメント。

 森さんは受賞を受け、「正直、グランプリを獲得した瞬間は、娘を出産した時、以来の喜びでした。10年間の主婦業を経て、私にもできることがあると感じたひと時でした。「そなえ社」がチーム一丸で生み出したウィラバが「子育ては社会で行う」について後押しをいただけたと思っております。これを機に、コミュニティーの回復に根差し、やさしい社会の実現に向けビジネスを通して切磋琢磨していきたいと考えております。」とコメント。現在国家戦略特区のスーパーシティ構想に取り組む吉備中央町が来年度より「ウィラバ」を用いた母子支援を行うことを決定しており、今後の進展が期待されます。
  コンテストは、地域の起業家育成を目指す「岡山イノベーションプロジェクト」の一環で5度目の開催。今年は103組の応募がありました。岡山大学発ベンチャーのグランプリ受賞は、5度目にして初の快挙です。


関連URL:https://sonae.ltd/

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