センターについて ご挨拶

高度な医療を優しく提供し、優れた医療人を育てます。

センター長 前田 嘉信 センター長
前田 嘉信
 新医療研究開発センターは、健康・医療イノベーション創出を実現するために基礎研究段階から実用化までシームレス(継ぎ目のない)なプロセス実現を目指しています。2010年のセンター設立以来、医療技術革新や研究開発環境の変化にも迅速に対応し、成果をあげて社会に貢献できるよう組織体制、設備、規約などを最適化してまいりました。
 当センターは岡山大学病院の理念である「高度な医療をやさしく提供し、優れた医療人材を育て、社会・地域の持続的な健康増進に貢献する」を実践するための組織であり、臨床研究・治験・橋渡し研究・医療機器創出を総括的に企画・推進しています。また、次世代に向けた新たな医療(再生医療、遺伝子治療、細胞治療、最新医療機器など)を開発し実用化までを支援しています。
 2015年には「バイオバンク」を設立し、新医療研究開発センターとバイオバンクが共同で臨床試験の支援を開始しました。さらに2016年にはARO・バイオバンク連携事業として事業化(自立化)のステージに入っています。そして2017年3月には、これまでの事案で蓄積した成果が評価され、中国四国地方で唯一の医療法上の「臨床研究中核病院」として厚生労働省より認定されました。
 今後当センターは、岡山大学病院の理念実現に向けて、さらには患者様の健康寿命の延伸に向けて、一歩一歩着実に新しい薬、医療機器、再生医療などの開発に力を注いでまいります。